外壁塗装ブログ

雨どいの役割と各部位の名称

2020.8.19

屋根に降った雨水を集め、地上や下水に排水させるための設備、雨どい(あまどい)。
雪が降った時、台風や強風、大雨などで雨どいはダメージを受けやすい場所でもあります。

壊れてしまった、歪んでしまったけどそのまま、というお話も伺うこともありますが、
建物の腐食を防ぐために、大切な役割を持つ雨どい
(雨どいが壊れるとどうなるかは、最後に書いてありますので読んでみてくださいね。)

今回は雨どいの各部位の役割と名称についてご説明をします。
  
軒樋(のきどい)

屋根の軒先に取り付けられた水平方向の雨どい。
屋根の上に降った雨水を集めます。
実は、特定の方向に勾配が付けられており、その方向に雨水を流すようになっています。
  
竪樋・縦樋(たてどい)

垂直方向に取り付けられた雨どい。雨水を地上や下水へと導きます。
  
集水機 (しゅうすいき)・上合(じょうごう)

横樋と竪樋の交差する部分に取り付けられた箱状のもの。
軒樋を流れてきた雨水を集め、竪樋へと流し込みます。 
  
軒天(のきてん)

屋根の真下部分にある壁、外壁から外側に出ている、屋根の裏部分のことです。
外壁や屋根同様、軒天も雨風や紫外線にさらされるため劣化します。
軒天に雨のしみや湿っているなどの症状があった場合、屋根に雨が侵入している可能性があります。
  
雨どいが壊れてしまったらどうなる?

雨どいの破損・不具合をそのままにしておくと、雨漏りの危険性を高めます。
雨樋が壊れて雨水の流れを壊してしまうと、外壁に雨水がかかるようになります。
もし、外壁のヒビ割れなどがあった場合、そこから雨水が侵入して雨漏りを引き起こします。
  
さらに雨漏りが進行するとカビやシロアリの被害が出ることも。
そうなったら、多額のリフォーム費用がかかってしまいます…。

あの時、雨どいの修理をしていたら、と後悔する前に、
雨どいの異変を感じたら、お気軽にご相談ください。


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